【高配当ETF】SPYD、VYM、HDV 2020年6月配当金の増配率調べてみた
みなさん。こんにちわ!
6月も下旬になり、あっという間に2020年も折り返し地点ですね。
世界的にコロナウィルスの感染第二波が懸念されておりますが、株式市場にはどのような影響を及ぼすか要ウォッチですね。
今回は、ポートフォリオのコアに据えている米国株高配当ETFの2020年6月分配金が出揃ったので、確認していきます。
銘柄情報(2020/6/19時点)
今回、比較するのは以下の3銘柄です。
言わずと知れた米国株高配当ETFの3銘柄です。
SPYDは、比較的設定日が新しく今回のコロナショックが初めての暴落相場となりました。
また、SPYDは構成銘柄数は80銘柄が標準ですが、足元のコロナショックによる無配転落で66銘柄となっております。
私は、SPYDとVYMを保有しており、それぞれ全体の20%、15%を目途にポートフォリオに組み入れております。
SPYD 配当金&増配率推移
SPYDの2016年以降の配当金推移と増配率推移です。
増配率は、前回との比較ではなく、前年同時期との比較にしております。
2020年6月期の配当は、$0.365715です。
増配率は、前年同期比79.2%で減配となりました…(とほほ…)
無配転落により構成銘柄が80→66銘柄となっており、減配に影響したと思われます。
7月に銘柄入替が予定されているので、2020年9月期配当で盛り返せるか要ウォッチです。
VYM配当金&増配率推移
つづいて、VYMの配当金、増配率推移です。
2020年6月の配当は、$0.8368で前年同期比から大幅な増配となりました。
銘柄入替の頻度は、他のETFと比べると一番少ないのですが、分散投資が効いているのか、増配率は比較的安定しております。
HDV配当金&増配率推移
最後に、HDVの配当金、増配率推移です。
2020年6月の配当は、$0.879497で前年同期比から増配です。
HDVについては、今まであまり調べていなかったのですが、毎年増配率も安定してますね。
銘柄の入替回数が、4回/年と他のETFと比べると銘柄の回転率が高いです。
その為、無配や減配となった銘柄は、すぐに入れ替えるので、安定した増配率を確保しているのかも知れませんね。
SPYD&VYM&HDV増配率推移
3つのETFの増配率推移をグラフにしてみました。
2020年は、6月までの増配率を反映しております。
こう見ると、VYMの増配率は安定している様に見えます。
HDVも安定しているのですが、SPYDの配当利回りも捨てがたいので、SPYDとVYMを主にしたポートフォリオは変更するつもりはないです。
但し、今回の調査でVYMの安定感が光っている事を確認できたので、ポートフォリオの割合は、以下に変更したいと思います。
・SPYD:17.5%(▲2.5%)
・VYM:17.5%(△2.5%)
3月頃からSRETを購入する様になって、不動産セクターの割合が高くなっていることが気になっておりました。
良い機会なので、時間をかけて上記に変更していきたいと思います。
まとめ
2020年6月配当は、以下となりました。
減配:SPYD
増配:VYM、HDV
2016年以降の増配率の安定度合は、以下です。
VYM>HDV>SPYD
6月度は、VYMとHDVの安定感が光りましたが、SPYDは銘柄入替もあるので、2020年9月度の配当は要ウォッチですね。
最後までお読み頂きありがとうございました!